焦るな! FX初心者がスキャルで損失を膨らませない方法
FXのスキャルピングで稼ぎたいのなら、一にも二にもバックテストの回数に応じて将来稼げる金額が決まると言っても過言ではありません。
余裕資金で相場に参加するなら別ですが、スキャルをする多くの方が、虎の子の資産を注いでなんとか稼いでやろうと考えています。
WEBなどのメディアでは、鮮やかに稼いでいる人たちが取り上げられます。SNSでは成功トレーダーたちが日々の利益を披露しています。
あなたが彼らと同じ能力があるなら別ですが、初心者がスキャルを実践して、トントン拍子で上手くいくことは、まずありません。
ところで、FX業者のデモトレードをされたことはありますか。
もし何もされたことがないのなら、まずはDEMOトレードで体感されてください。相場にそっぽをむかれて損失が着実に積み重なることを体験できるはずです。
これは損切りができたときの話であって、それさえもできなければ退場が待っています。
声を大にして言いたいのですが、バックテストを真剣に取り組めば相場の波動が読めるようになり、リズミカルに相場とお付き合いできるようになります。
なぜ、多くの初心者がバックテストをせずに早速取引に参加してしまうのか。また、なぜ、バックテストがやらなくていいんじゃない!?と軽はずみな発言をするトレーダーがいるのか?
- バックテストソフト・ツールを購入する代金がもったいない
- 気持ちを入れ込んで練習することができないので、やっても意味が無いと考えている
購入代金がもったいないと感じる方は、まだFXのデモ取引さえもやったことがない方でしょう。ご安心ください、ソフトを購入するための代金数万円くらいの損失は、ほぼ間違いなく出ます。
この損失を膨らませないため、大損をこいてFXを大嫌いにならないためにバックテストがあるのです。
練習をすることが面倒くさい気持ち、よく分かります。私はMT4で稼働させる下のページで紹介されているツールを愛用しているのですが、初めてセッティングする時ってなんでも難しく見えますよね。
IT・パソコンソフト関連に詳しければ別ですが、FX相場とは全く別で勝手が違うので、初期設定の段階で大きなストレスを感じるかもしれません。
そして、気持ちが入らない、これはデモトレードと同じことが言えます。私たち大人は怠惰なもので、実際の資金が動かないものに血眼になるほど集中ができないようになっています。
いまでこそバックテストを推奨するようになった私ですが、正直申し上げますと、初めのころは本取引の70%くらいの緊張感・真剣度でしかやっていなかったような気がします(昔の話なので血鮮明に思い出せませんが)。
黒田日銀総裁の追加緩和政策延長の発表、一気に円安に進んだ瞬間のチャートの動き、当然ながら13時以降からチャートにはいつくばって5分足で追い続けていましたが、いまだに相場が荒れたときは胸が高鳴るのを感じます。
それと同時に一息ついてから、感情が揺れている自分にまだまだ甘いなと反省しましたが。
余談ですが、株式取引で個人資産が200億円を超えたB.N.F.氏なんか、淡々と数千万単位を動かしていました。B.N.F.氏の取引姿勢は相場への向き合い方はFXにも通じますので、お時間あるときにWEB検索されて動画でご覧になってみてください。
さて話を元に戻します。真剣に取り組めないことが、バックテストとデモ取引というものです。やはり、FXをはじめて間もない頃は自分のお金が生で動くときほど悲観・懐疑・楽観・幸福など感情が入り乱れることはありません。
儲かる・損する関係なく、この感情の揺さぶりが自分の閾値を超えた集中力のようなものを発揮させてくれます。この反動があまりに強烈なため、大損した時にはFX拒否症を発病するのかなとも思います。
スキャルピングで稼ぐようになるためには、ご自身にあったリズムをいち早く見つけ、淡々とエントリー・利確・損切りができるレベルに高めていく必要があります。
相場の波長に由来するこのリズムさえつかめれば、テンポよく利益を積み重ねていくことができるものです。
バックテストのメリットは、5分足や1分足の作られる速度を調整できることにあります。デモ取引の場合、ローソク足ができるまでの長さにストレスを感じることでしょう。
バックテストで1分足の生成速度を半分に短縮すれば、同じ時間経過で2倍の練習ができることになります。
バックテストを愚直にやり続けて成功しているの世界屈指の成功トレーダーがロブ・ブッカー氏であり、実際の取引のごとく集中してトレードすれば、FXのスキャルピングで稼ぐため、これほどまでに効果的な方法はありません。
ロブ・ブッカー氏については当サイトのトップページ中ほどあたりに、顔写真付きで簡単にご紹介しております。